東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所事故により、問題となっている人体に有害な放射能物質が拡散していますが、自分たちの生活にせまる危険性を、セーフなのかアウトなのか客観的に判断するには、どうしたらいいのでしょう。
東京電力の発表や政府見解だけでは、中立性にかけるという見方も否定できず、また、「除染」、「安全検査」などの言葉が独り歩きして、目の前にある被ばくの驚異から目をそらされているのではないか、という懸念が広がっています。
ウラジーミル・バベンコ氏(ベラルド放射能安全研究所副所長)来日 2011.10/16 放送 一方、報道やインターネットの情報で「内部被ばく」、「外部被ばく」、「放射線核種」、「α線・β線・γ線」などの用語や、「ベクレル」、「シーベルト」などの単位が正確に理解できないまま、必要以上に恐怖感を抱える人もいます。 消防団員であっても、原子力関連以外の職業に就いている方々は、放射能に関する特別な教育を受ける機会もないのが現実で、普段の生活において自分や家族を守るという身近な防災の方法も具体的に分からないままになっていませんか。
自分と子どもを放射能から守るには(日本語版特別編集)また、「専門知識や用語などを理解したからといって、具体的にどうなるものでもない」 と思うくらい情報が交錯して、事故直後の注目度も薄れてきているのではないでしょうか。
しかし、放射性物質との付き合いは被爆国である日本にとって、新しいことでもなく、そして、原発事故の影響が出始めるのはこれから先のことになる、 ということは紛れもない事実です。
なにより心配になるのが、子どもたちの未来の健康です。降り注ぐ放射線を避けることと、放射性物質に汚染された空気や水、食品を体内に取り入れないことが大切です。
さて、2003年ベラルーシにて放射能の中を生きるベラルーシ人のために、ベルラド放射能安全研究所よって刊行された本『自分と子どもを放射能から守るには』がありました。
上のビデオに紹介されている著者のウラジーミル・バベンコ氏は日本語版特別編集にあたり「これまでにこの情報がチェルノブイリ以外で必要だったでしょうか?」「まさか日本語にしなければならないときが来るとは思わなかった」と語っています。
本書は、放射能が降った自分たちの大地で、家族を守り、生きてゆくために、知っておくことと、実際にどうすればよいのかを伝えています。同研究所は放射線医学や原子力工学の研究とは一線を画し、チェルノブイリ以降、汚染地域住民の目線に立った「放射能から住民を守るため」の研究を長期にわたり行ってきました。
その集積と経験にもとづくアドバイスを、住民、とくに親たちに向け、やさしい言葉で記しています。自分と子どもを放射能から守るには(日本語版特別編集)自分と子どもを放射能から守るには(日本語版特別編集)自分と子どもを放射能から守るには(日本語版特別編集)
今日からできる! キッチンでできる!チェルノブイリからのアドバイス、というサブタイトルのごとく、料理や食材について、内部被ばくを防ぐための知恵が書かれているのが、興味深いところです。


家族や中高生以上のお子さまにも、ぜひ読んでもらいたい本です。

あわせて読みたい本です。

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